刀剣乱舞――死神の世界③

三日月は握られたほうから握った方に変えて、二人が煙と化して消えた。

 鶴丸が再度目を開いたら、前に何遍も想像した、濃い霧が漂っている荒れ果てたところではなかった。ここはもっと国会ビルや役所のようなところである。数え切れない黒いスーツの死神は忙しく消えたり現れたりして、広いホールの壁がえぐられて中に上から下へと本を詰め込まれた。三日月は手で軽く叩いて彼を覆っている黒いマントがすぐに消えてスッキリしたベスト、シャツとズボンがあらわになった。

 「Dior?」と鶴丸が聞いた。

 「人間のファッションについて詳しいな、驚いた。」と死神が頷いて言った。

 「こっちこそだろ!?」と鶴丸が言い、「死神のくせになぜ今年冬のファッション発表会で披露されたばっかの衣装を着てんのか?」

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