Fate Grand Order――ギルティ①

 罪の城、ここは多くの悪魔が娯楽、そして住む場所なのだ。執事がお主を抱えて無人地帯を通り過ぎたときに彼らの前に現れたのは魔界の核――罪の城なのだ。だが、彼らの前に現れたのはデカくて歳月の跡だらけの城門だと思ったら、それは愉快な冗談だ。ここはボロな城がなく、禿げた枯れ木もない。ギャーギャーうるさい鴉がなく、どんよりした月もない...

 彼らの前にあるのは巨大な木だ。健やかで茂った枝葉に絡まれているが、コケに覆われて枯れた枝も少なくないのである。いわゆる罪の城の正体は空を遮るぐらい巨大な樹冠を持つ木なのだ。それなりに、木の葉も幅が1メートルぐらいで密に生え出ている。粗くて頑丈そうな藤が垂らしてもつれ合っている。近づいたら、茂った枝葉はただ仮象だということがわかった。枝はそんなに密ではなく、葉と葉は広く隔ているが大きいから重なった錯覚が生じてしまった。執事は木へ歩き、階段のようにもつれ合った藤に踏んで上へ気軽に上がった。しばらく枝葉の中で消えた。

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