ツキウタ――夜は怒った⑧

このあと、夜を連れて戻ってからどうやらもう一回の戦いが待つようだ。まだ実家にいたときにオヤジから武術をちゃんと勉強したら良かったのに!

 自分がそんなに弱いわけでもないが......始に勝てるのかな........

 幸いなことに、実際の状況は恋の言ったようにひどくないのだ。

 陽は夜の後ろ姿を見て心臓が猫のしっぽに掻かれたかのように痒くなった。さっき夜が「またあしたね」という一言にすごく気になった。何があったらいつも話しに来る彼はこんなふうに何かを隠しているのが本当に珍しいのだ......う......たぶんもう少ししてから明日始と何をしに行くか教えてくれるだろう?

 「おやすみ。」

 夜は自分の部屋の前に歩いてそう言って中に入ってドアを閉めた。

 「え?」

 まだ陽が反応していないうちに、パンっとドアを閉められた。

 ......え?

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