ツキウタ――夜は怒った③

 陽はすぐに夜の腕を掴んで少しずと自分のほうへ引っ張ってきた。「本当に見ないから!信じて!」

 夜は依然として落ち着いた顔で自分の腕から掴んだ指を一本一本折った。「でも陽は

 

自分の空間もあるのが普通だよ、私はもうそんなに干渉できないから......この前は、進学のために陽の勉強をお願いねって葉月ばあちゃんに頼まれただけだよ......」

 「私も陽のことを信じてるよ。」

 「でも夜の目は笑ってないから!」

 それを聞いた夜は顔つきがやっと柔らかくなった......しばらく考えたあと、陽にとても暖かい笑顔を出した。

 陽:「......」

 違う!!こんな死ぬ前で微妙な笑顔って何だ!余計に怖いじゃないか!

 陽がぼっとしてるうちに、夜は陽の手から離れて真っ直ぐに部屋を出た。

 「............ス..................」閉じられたドアを見て陽が頭を無茶苦茶に掻いてからタブレットをスリープモードから復帰させて指でキーボードを迅速に打ち始めた。――【夜ちゃんは怒っちまった!!!】

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